ECとは「Electronic Commerce」(エレクトニックコマース)の略で、電子商取引のことを指します。インターネットのお買い物のことですね!「Amazon」「楽天」などの大手はもちろん。「メルカリ」などもECのくくりになります。
近年スマホやパソコンで商品を購入するユーザーが多くなり、さらに需要が高まる業界です。
細かなところだと、下記の八百屋さんがインターネットを通じて野菜を販売していることも、EC業界の一部となります!
引用:https://www.100yen-yaoya.com/
この八百屋さんのように、リンゴをWEBで販売すればECと呼ばれるものになります。
いつもインターネットで何をお買い物をするか思い出しながら記事を読むと、EC事業の裏側が見えてきやすいのでイメージしながら記事を読むことをオススメします!
ECについて
この業界は難しい言葉が飛び交うので取っ付きにくいイメージがありますが、表題のようにECとは「インターネットを介して商品販売する」の意味で捉えれば、問題ありません。
その中で複数に枝分かれしてゆくのですが、一旦は置いておきましょう!
それでは、EC業界に関わりをもつ初心者の方に対して簡単にご説明していきます。
基礎的なので、もうすでに知っている人はこのページを閉じてください!
基本的な商流
まず、リアル店舗・インターネットサイトで何か購入したとした時の動きを洗い直します。
仮に「椅子が欲しい!」を思い立った時に、あなたは自分の知っているリアル販売店の家具屋さんやインターネット上の「Amazon」などを頭に思い浮かべて、商品を選定するかと思います。
リアル店舗の場合だと、皆さんも経験があるのででイメージしやすいかと思います。
では、インターネット上はどのような流れなのでしょうか?
実は、インターネット上でも同じような状況となり商品が架空なこと以外は、ほとんど同じ処理が行われています。
実店舗/ECの比較
リアル店舗の場合、物の動きやお金の動きが容易に想像できることに対して、インターネット上は少し想像がつかない部分があるのではないでしょうか?
どのような違いがあるか、インターネット上のお店の特徴を比較して記載しました。
商品を出品 | 購入商品を決済 | 商品の移動 | |
店舗 | 販売空間が必要 | 現金が主流/クレカなどは決済会社から店舗へ導入 | 店舗から持ち帰り/配送業社に依頼 |
EC | 商品サイト販売 | 現金不可/サイトに決済方法を導入(種類が豊富) | 顧客情報を元に発送を行う。 |
このように顧客側の手段的にはECも店舗も変わりはないのです。
EC企業はこの手段をインターネット上で構築することで、WEB販売を可能にしています。
EC業界について
ここで少しEC業界のご紹介を致します。
EC業界はここ何年か拡大傾向(BtoB,BtoC共に)にあり、この業界にトライする方や関係者となる方は多くなり、「巣ごもり需要」によってEC業界はさらに上昇傾向になると予想されています。
国内の普及率もさることながら、今後EC業界で期待されている「越境EC」なども拡大予測の要因となっています。
越境ECとは、国外に商品をインターネットを通して販売すること(逆もあり、海外から日本のサイトへ商品を買い求める動きもあります)
特に日本製品は海外から、安心安全の代名詞になっており需要があります。越境ECには商標の獲得などから販売に知識が必要とされますが、少しの工夫で多くのビジネスチャンスがあり、ECはさらに拡大することが予想されている状態です。
たくさん知識は必要となりますが、市場的にも拡大傾向にあり成功できる事業だと思ってチャレンジする価値があります。
もともと右肩上がりの市場なので、私も無理なくこの波に乗れました。
EC通販/メリット・デメリット
商品を販売する際、ECでの販売を考えることは現代では必須項目です。
EC市場は多く普及しており、ユーザーはとても便利に簡単に買い物を楽しめます。リアル店舗では再現できないことも、ECでは再現出来ることが大きなメリットです。
実際は良いことだらけではないので、どのようなメリット・デメリットがあるのか見てみましょう。
この上記の例だけでも「どのような商品はインターネットで販売しやすいのか」が、読み取ることが出来ます。
EC通販と相性の良い商品の場合は、必ずEC販売を導入することが成功のカギとなります。
EC通販向けの商品
どの商品が「EC通販と相性がいいのかどうか」確認していきましょう。
多くの商品はECと相性がいいと言えますが、そうでは無い商品も存在します。
例えば、実際に使用した感覚を重視する商品「寝具」などは、ユーザーへのアピールがかなり必要となりインターネットで販売するには向いていないのではないか?などが考えられます。
このように実際に確認する必要がある商品は、EC通販とは相性が悪いです。
この考え方の一方で、通販に適していないと考えられていた商材が売れるケースもあります。
アパレルでは個人が強く反映されるため「自身にサイズが合うか?」「顧客の想像通りの色味なのか?」などが課題点とされていましたが、ZOZOTOWNがこのカテゴリを攻略した例があります。
アパレルというEC販売が不向きな市場を勝ちとったため、独占状態となっていますね。
こういったWEBならではのメリットデメリットを知り、販売戦略を立てることでEC通販はまだまだ想像を超える売上を作ることができます。
EC事業の展望
海外でもECの成長率は目まぐるしい中、海外に比べ日本ではまだ決済状況(クレカや電子決済)が整備出来ていないことなどが要因となり追いつけていないことが現状です。
これらの改善によりさらなる成長が見込まれるので、商品を販売する場合はECを視野に入れることが、事業に大きな良い影響を与えると言えるでしょう。
ECは事業メリットが多々あり魅力で溢れています。
ECとは/まとめ
まとめると「販売するサイトを表示」「決済方法がある状態」「発送ルートを生成」これらがあってインターネット上でお買い物ができるようになっています。
この3つを準備すればいつでもECを始めることが出来ます。
Amazonで出店・自社公式サイトで出店など準備する内容によって工数は変わってきますので
次は、何が一番楽にECを始められるか?を考えてみようと思います。
ユーザーにとってかなり便利なEC通販を、さらにより良く様々な商品を手軽に購入できるような生活を作り出していくことが、EC企業全体の大きな目標と言えるでしょう。
このように大変魅力ある事業なので、興味がある方は是非チャレンジして見てください。
それでは、次回!( ´ ▽ ` )
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