【EC通販 初心者向け】ブランド(ブランディング)について

【EC通販 初心者向け】ブランド(ブランディング)について

ECのアレコレ

通販メーカーとして商品を販売し事業を進める際に、必要となるブランドイメージ。

ブランドを考えるタイミングはそれぞれで、「事業を始めるきっかけになる場合」や「商品販売の目的はなく事業を始める」こともあるかと思います。

もし、販売開始しているがブランド設計がまとまっていない場合は、この記事を読んだあと早急に考える必要があるほど重要な項目です。

そこで今回はそもそもブランドとは何でなぜブランディングは必要でどのような考え方で設計するのかをご紹介致します。

tebi
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ブランドイメージは育てれば強力な武器になります。

ブランドとは

ブランドとは、一般的にブランドと使われる表現では、高級ブランド=ブランドと使われることが多いですが、この表現は正しくないです。

では、ブランドの正体とは一旦何でしょうか。

ブランド=概念

ブランドとは、概念に近いものです。

わかりやすく説明すると、「第三者の頭の中にあるイメージ」です。

例えば、ルイヴィトンなどのブランドをあなたが想像する場合、どのようなイメージが生まれるでしょうか?

私の場合、ハイブランド・アパレル・財布などを想像します。

これらは、ルイヴィトンのブランディングからなるメーカーのブランド(概念)です。

このように顧客へ自動的に想像を発起させることで、販売戦略などを有効的に進めることができるようになります。

また顧客側も想起出来ることによって、選択が簡易にななるメリットがあります。

ブランドの詳細

ブランドとは、概念とご説明しましたが実際メーカーが掲げている内容はこのような抽象的なイメージではありません。

先ほど例に挙げたルイヴィトンだと、公式ページでこのようなことを掲げています。

ルイヴィトン:理念

https://jobs.louisvuitton.com/jpn-jp/careers/patrimonial/our-mindset

ルイヴィトンはもともと16歳の少年がトランク職人になった事がきっかけから事業拡大し、現在のハイブランドの象徴とも言えるアパレルとなったようです。

上記のようなブランドストーリーも、ブランドを顧客に認識させる上で重要なことで、長年続く丈夫なカバンの技術が、財布など革製品の良品質を想像する裏付けとなり得えます。

これらのイメージが消費者まで落ちた時に、ハイブランドと認識させるブランディングの一部となるのです。

このように企業は、ミッション(社会貢献)ビジョン(なりたい姿)を掲げることで、全体でブランドを表現することが多いです。

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消費者はブランドに囲まれていて、実は効果的に使用しています。

なぜブランディングは必要なのか

ブランディングとは、企業が考えるブランドイメージの対象に浸透させる施策などです。

このブランディングは顧客に納得してもらい購入してもらうには必要となります。

実はブランドが浸透していない第一印象でも、商品の見た目・提供できる価値の提示で消費者はブランドをイメージすることが出来るので、勝手に想像されることなり顧客側の問題はありません。

ブランディングが必要となるのは、企業(メーカー)側でいくつかの理由があります。

競合との差別化

大きなメリットは、競合他者との差別化にあります。

ブランディングのほとんどは自社への特別感の想起させることが目的となります。

他の会社では味わえない価値を提供しているというイメージを、顧客に想起させることでファンが出来上がり、メーカーが考える価格にお金を払い価値(商品)を購入します。

また、理想的なブランディングができれば、他者の新規参入の波に負けない安定した運営を行うことができます。

これらによりメーカーはブランディングをすることで、目標の市場価値へ近づけることができると言えます。

優良企業になる

このブランディングは、内部的な売上につながるものに役立つだけではなく、外部的な企業の見え方にも効果を発揮します。

例えば、求人などでもその企業の理念(ミッション・バリュー)に賛同ことで就職希望者が増加します。

数ある企業の中で、優秀な人材に選ばれる企業理由として認知度は大きな優位性があります。

大きな企業の社員は理念に賛同しやすく統一性も見込めることができ、優秀な人材の確保に頭を悩ませることが無くなります

特にEC業界が求める優秀な人材というのは、様々なノウハウ(商品企画・広告・CRMなど)を必要とするため母数が少ない。

ブランド設計の方法

ブランド設計の方法についてご紹介します( ´ ▽ ` )

まず始めに1からブランド設計が必要ない人を下記に提示します。

「事業を始めるきっかけがある方」は、その内容をもう一度洗い出し企業理念まで昇華させればいいので、ブランド設計は必要ないです。

例えば、「おばあちゃんの大好物のプリンを作ってあげたくて、プリン屋さんを始めた」などのきっかけがあれば、このエピソードの本質を練り上げて下さい。

リアリティは多くの消費者から賛同を受けることができます、また実話を超えるリアリティはないので是非そのきっかけを大事に進めて下さい。

上記のような、実話がない場合のブランド設計方法をご紹介していきます。

ブランドストーリーを作成

ブランド設計の初めは、まずブランドストーリーを考えます。

ブランドストーリーとは

企業理念の裏付けとなる物語

なるべく実際の話を繋げることで想像しやすいので、人生経験から得たアイディアなどを書き出し、こういう改善点を世の中に普及していきたいと考えた。などと想像すると書き出しやすいです。

企業理念の作成

企業理念を作成しますが、これを共通認識として立てることで従業員の指針細部のブランディングのブレがなく進めることができます

上記のストーリから生み出された、商品・サービスを使ってどのようなことができるのかを考えます。

そこから世の中に対して、どのような価値を生み出すことが出来ているかに落とし込みます。

上記の生み出すことが出来る価値とそれを生み出し続けること企業理念になります。

もしイメージが湧かない場合は、競合他者の企業理念の組み立て方を参考にしましょう。

細部のブランディング

企業理念まで定まれば、この企業理念を元に「広告の出し方」や「接客方法」までブランドに沿った内容として進めれるように、細部まで腹落ちする方法で共有しましょう。

ここまでで設計したブランドは、事業計画に見合う内容にすることが前提です。

もし想像した価値と市場価値が異なる場合は、必ずブランディングのどこかに大きな問題点があります。

「同じ値段で、自社以上の価値を提供している競合いる」「そもそも見せ方が誤っている」など、これらを発見することが出来るのも、始めにブランドの確立を行なっているからなのです。

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まだブランドイメージがない場合は、早急な確認をお勧めします。

ブランドのまとめ

いかがでしたでしょうか、ブランドのイメージをざっくり理解していただけかと思います。

ここまで話した内容は、どこの企業も行なっていることで当然のこととなりますが、その内容をそれぞれ見てみるとオンリーワンの内容になっています。

この内容を理解・浸透・共感してもらうことで、広告など使用せずとも商品が売れる仕組みが出来上がり、強力な市場価値を作ることができます。

必ず実施すべきですが、ブランドイメージの浸透は短期間で行うことは難しくコツコツ優良顧客を増やすイメージで進めることが利益最大化への近道となりますので、ぜひお早めに実施して下さい。

本日はブランドについてご紹介しました。それではまた( ´ ▽ ` )

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