さて、今回はEC業界や他の業界でも必要になる、マーケティングについてご説明致します。
EC・通販業界でもマーケティングを職業にされる方がいるくらい、重要なノウハウです。
「マーケティング」という言葉をよく耳にするが、理解できていない方も多いかと思いますので
今回は、事業に必要な「マーケティング」を、簡単に深くご紹介していきます。
マーケティング理解せず、事業を始めると失敗する可能性が上がります。
マーケティングとは
まずは、マーケティングを理解しましょう。
マーケティングとは、「多くの売り上げを生み出し続ける仕組み」を作ることです。
かなり大きな括りになってしまいますが、市場調査から始まり消費者が商品を使っている最中まで、一連の流れの全てに対する販売戦略となります。
市場が求めている価値を提供することで、売上を立てるビジネスでは、世の中の必要な価値を見出し適切な販売を経て、顧客の欲求を解決することで大きな利益を産むことができます。
利益の最大化を目指し、仕組みを作り上げることこそが「マーケティング」です。
まだまだ抽象的で、ざっくりになっているの具体的に説明していきます。
この記事を読んでいることも、マーケティングの一部です。
具体的な例
では、具体的に説明していきます。
今回は下記のような商品があった場合に行う、マーケティングの一部をご説明します。
まず、パッと情報を見たところ、この商品から読み取れるのは「高級感」です。
4,000円の価格設定というのは、他の店頭で売っている他の化粧水の平均値を超えていることが感じとれないでしょうか。
この価格帯で同じ店頭に並べるとどのようなことが起きるか。
多少剤と比べて認知度・価格帯と言う理由だけでも、同じ市場では勝つことが難しいと予想することができます。
では、どの販売方法が一番適切なのか?
これが、普段から考えれる簡単なマーケティングになります。
また、市場を把握していれば素早く判断することができるので、マーケティングは市場調査から始めることでスムーズに進めれます。
この他にも、様々なことを仮説・検証を繰り返しリアルな販売戦略を考える必要があります。
なぜマーケティングは必要なのか
なぜ事業には、マーケティングが必要なのか。
これは単純で、事業成功の確率を少しでもあげることができるからです。
マーケティングとは、「事業を成功に近づける細かな販売戦略」で本当に必要なのは正しいマーケティングを行う能力があるかどうかです。
正しい方法は、適切な仮説と正しい検証方法の繰り返しで誰でもできるのですが、事業を行なっている最中はよく見失うことがあります。
NGマーケティング
例えば「あの商品が流行っているから真似して安く売れば勝てる」は、危険なマーケティングの象徴です。
もちろんこれでも売れる可能性はありますが、正しいマーケティングは出来ていません。
なぜなら、検証ができているのが断片的に見えている内容で判断を下しているからです。
流行っている理由を真似るには、仮説で検証が必要です。
この商品が流行っている、本当の理由は「成分ではなく、アフターケアだった」と見当違いだった場合、成功のカギとなる真似が出来ておらず、大失敗を招くことになります。
これは広告などの目立つ部分のイメージで、間違った判断をした事例です。
マーケティングを正しく行う。
このように単純にマーケティングが必要とは言えないところがあります。
「本当に正しい判断」が「早いスピード」で「細かく」できることが、世間で必要とされている正しいマーケティングとなり、
正しいマーケティングは事業成功のために必要であると言えます。
この能力があれば、ECコンサルタントとして活躍出来ます。
マーケティングのコツ
マーケティングには効果的に実施するコツがあります!
経験すると言うのが、精度を高める1つの手段ですがEC初心者はこれが出来ませんので、経験者はどうやってマーケティングを行なっているかを紹介します。
当然ですが、EC事業は売上げをあげることを目標としているので、売上げを作ることができる市場を見つけ商品展開することが必要です。
では、売上げを作るチャンスがある市場はどこにあるのでしょうか。
市場を考察しチャンスを見つける
EC業界の歴史は長くあらゆる商品が販売されましたが、まだまだ世の中には可能性がある市場がたくさんあります。
市場といっても様々で、「競合が多い市場」や「商品が定着していない市場」などがあり、実は全ての市場に十分にチャンスがあります。
競合がいる市場
「競合が多い市場」では、現在売れている商品はどのようなものなのかを調査します。
その調査の中で、利便性の欠如などの問題を見つけることが出来れば、十分に勝負することができます。
しかし、この見つけた問題点がどの程度問題になっているのか?を確認する必要があり、この問題性の重要性が高いほど成功の可能性が高くなります。
もし発見した問題が本物であれば、ある程度のパイは獲得し成功することができます。
競合が少ない市場
市場に競合が少ない場合は、その商品を使う人が少ないということが言えます。
この場合は、自社で集客方法を考えて、潜在層の発掘までが必要になる可能性があります。
しかし、潜在層を呼び起こし新たな市場を生み出すことが出来れば、大きな売上げを作れる可能性があります。
市場を作るのは難しいと考える人がいますが、現状の「競合他社のマーケティングが進んでいる市場」であり「資金力がある」などを、考えると難しさは変わらないと私は考えます。
仮説を先に立てる。
こちらも、マーケティングのコツとなります。
市場調査から抽出した内容で商品を生み出すのも1つの方法ですが、この方法は仮説を立てその仮説に裏付けを付けていき、成功確率をあげる方法です。
これは、ほぼ商品開発と同じで「こんなものがあったらいいのにな」というものが世の中にない場合、なぜ世の中にないのかという理由を探し、理由がない場合はビッグチャンス到来です。
後は、商品を利益が残る計画を考えれば他社に展開される前に販売すべきです。
ただ注意が必要なのは、需要があるという勘違いです。
これが、先ほど説明したNGマーケティングで、失敗する可能性があるので注意です。
マーケティングまとめ
かなり抽象的になっている部分もありますが、簡単に深く説明しました( ´ ▽ ` )
マーケティングはまだまだ種類があります、「母親がターゲットだが娘にプレゼントさせるような商品展開し、ターゲット層を広げる」など。
ノウハウの部分で言い出すとキリがなく、あまり人は言いたがらないものなので自分で実戦形式で自分なりの勝ちパターンを見つけて行ってみてください。
マーケティングについては、今後予定している「市場考察」で何度も書きますので、お楽しみに!
それでは、今回はここまで( ´ ▽ ` )
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