EC通販における、商品開発の進め方。

EC通販における、商品開発の進め方。

ECの基礎

どうもtebiです!今回は通販業の商品開発についてです。

私は数年EC・通販業界に携わり「化粧品・健康食品・アパレル」など、色々な市場にチャレンジしてきました。

その度に商品開発を行っておりますが、開発フローは確立できず改善を繰り返すような形で、なんとか販売開始までこじつけるような泥臭い内容でした。

失敗を繰り返すことで積んだ経験から「商品開発から販売までの進め方」を発信したいと思います。

tebi
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私が経験した商品開発から、販売までの流れを発信します!

商品開発は精度を高める作業。

EC事業の中で、もっともワクワクするフェーズが「商品開発」だと思います。

どんな商品開発だとしても、自身が関わっている商品が市場に展開され、消費者が反応してくれるということを考えるとすごく興味がでる内容です( ´ ▽ ` )

しかし、ここの準備や選択を間違えると予算をドブに捨てることになるので、もっとも重量な時期とも言えます。

商品企画の時点では、準備と検証しなければなりません。

まずは準備から。

何事にも準備は必要ですね、横着せずしっかり準備しましょう。

販売前の準備

まず、一番初めに考えるべきは市場調査です。

EC業界は移り変わりが激しく、始めるタイミングで現在の販売手法・商品の常識が大きく覆ります。近年では、薬機法が厳しくなったことにより、広告代理店が得意商品を諦め、全く別の商品の販売するように方針を決定し「撤退した」事例が散見されるなど、私たちは状況に応じて対応することが求められます。

どのような販売方法で、どのようなニーズに応える商品を、本当に必要としているユーザーへ最短距離で届けれるか。などを市場調査にて下調べを行います。

売れている商品はなんなのか?どのように商品を発送しているのか?などを調べることが必要です。

商品像の大体決定したあと、その商品の販売サイクルを立てます。

どのような場所で販売するのか、どのような形で発送するのか、保管場所はどこか。

サイクルを設定することで、費用を確認することができます。

経費が確認できれば、ざっくりした事業計画を立て重要指標を決める。

商品をいくらで販売する必要があるか、使用できる広告費はいくらか。

これらの重要指標は運用中に何度も確認する必要がありますので、データ抽出できるシステムの導入などを検討して下さい。

名の通り「重要指標」なので、これが大きずれると事業が成り立たなくなるため正確な値を取れるように準備すること。

準備完了!

上記が完了すれば販売後の状況が少し見えてきますが、もちろん大きくずれる可能性があるので、コツとしては数字はシビアに見ることです。

ここまでで設定する内容は、次の検証中に変更しても構いません

むしろ変更を前提に考える方がつまずいた時に進めやすいです

では、検証による選択に移ります。

準備ができたら検証しましょう。

準備する内容をまとめたら、本番です!

販売前の検証

仮説と検証を行い「選択」します。

上記で準備した内容を持って、3種類以上の可能性のある商流の仮説を立てましょう。

例えば、化粧水を販売する場合「20代へはバズり感を演出し販売する」「30代へは肌の衰えへの気づきをアクションを与え、年齢肌用の特別な商品として販売」「40代へはしっかりとエイジングケア行う、商品として販売しセット商品を別途販売」などのような仮説です。

仮説は準備段階で得た、市場調査の内容を反映させることで精度が上がります。

仮説が出来れば検証、できる限り低コストでテストを行いましょう。

この検証はほとんどの場合ズレがあり、再度仮説の立て直しになる可能性があります。

私も何度も失敗する場所ですが、これは繰り返すほど精度が高まるため時間と経費があれば、何度も行うべきです。

無限に悩み続けないために事業計画を見直し、合格ラインを定めることで検証期間を短縮することをお勧めします。

検証完了!

仮説に満足の結果が出たら、残すは実践のみです!

実践は検証と似ていますが発車した手前、簡単に止めるができない違いがあります。

もし、想定と違う結果が出た場合は必死に軌道修正する必要があり、データを確認・改善案の実施サイクルを最速で行わないといけません

運用が大変にならないために、しっかりと検証し市場に出すことが重要です。

出来ればバタバタせず、順風満帆に進めるよう頑張りましょう( ´ ▽ ` )

tebi
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仮説の検証は、できる限り市場に近い状況を作り出し実施すること

商品開発から販売までの、まとめ

これだけの内容を、簡単におさらいすると。

商品開発・販売までの流れ
  1. 市場調査と事業計画の準備
  2. 仮説を複数立てる
  3. 市場に近い形で検証
  4. 2・3を繰り返し、合格ラインまで仮説の叩き上げ
  5. 販売する
  6. 高速でデータ確認・内容改善

なかなか時間と手間がかかる内容ですが、これらの内容は「商品開発」の一部始終なので実際関わっている人間は、充実感がと楽しさが溢れ飽きなく実行できると思います。

ECは事業計画通りにいくことが難しいですが、しっかり楽しみながら実績を作れればこの上ない感覚が味わえるのでぜひチャレンジしてみてください!

販売したい商品・理念がある商品などがある場合

もし、強い理念があり販売する商品が決まっている場合は市場に流されないことです。

下手に市場に流されると、その商品の強みが生かし切れず無駄なものとなる可能性があるためです。

商品が決まっている場合は、予測ですがかなり強い特徴や理念があります。その特徴を別の観点から「換える」ことが成功につながる鍵となるはずです。

富士フィルムなどが、カメラの技術を化粧品に「換えた」ようなイメージですかね。

理念や目標がある商品は、とても素晴らしく大成する可能性を秘めているのでぜひお考えがある方は市場をひっくり返す勢いでチャレンジしてみてください!

では、本日はここまで。また次回( ´ ▽ ` )

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